山本電機製作所の特色
山本電機製作所は現在、微差圧計測とシステム制御の分野において業界の先端をゆく開発力を持った企業として、内外で広く認められています。 その原点には、創業時から受け継がれた独創性重視の製品づくりという伝統があります。 自分たちで可能な限り開発していく"自作主義"が根本にあるからです。 さらには自社開発製品をよりレベルの高い製品にするため、 飽くことなく改良を重ねる "理想追求の姿勢" が、当社の成長と発展を支えてきました。 これからも当社は時代のニーズにお応えしながら、 皆さまの信頼と支持を得られる製品づくりを目指してまいります。
国産初の微差圧計を開発
当社が国産1号機の微差圧計「LOW MANO」を開発したのは1961年―。
高価な外国製計測器しかない時代に、独自に製品開発に挑みました。その結果、高精度で低価格な計測器の開発に成功。
その後も徹底した改良を重ね、マノスターシリーズが完成。現在、マノスターシリーズは国内トップシェアを誇っています。
共同開発で微差圧計測技術を応用
微差圧計・電気指示計器などで培ったメカトロニクス技術を応用し、他社とのパートナーシップ・ディベロップメントにも積極的に取り組んでいます。 帝国酸素株式会社殿との共同開発による「アークスター」や「テイサンアーク」では、新幹線の車輌台車製造に貢献しました。 また、川崎重工業株式会社殿とガスタービンエンジンの共同開発に取り組み、非常用ガスタービン発電設備のエンジン制御装置および制御補器類において初の国産化に成功しました。 こうして積極的に他の技術領域に関わり、製品化に挑む柔軟な開発姿勢が当社ならではの技術力を高めてきました。
研究開発・生産を本社工場に集約
これまで当社は、開発および生産の効率化、市場ニーズへのスピーディな対応を目的に、2工場に分離されていた機械、電気両部門が密接に連携できる環境整備を推進してきました。 そこで2000年、多様化するニーズに応える開発・生産拠点として、新工場を建設しました。研究開発・生産の一元化を図るとともに、さらなる設備の充実と人材の強化を計画しています。
販売体制を一元化する㈱マノスター販売
よりきめ細かな顧客管理とサービスの向上を実現するため、1997年に㈱マノスター販売を設立しました。 山本電機製作所とデータベースを共有することで、営業力のさらなる強化を図るとともに、お客様にとってより便利なサービスの提供を目指しています。